7月2日(金)O2Yの歴史が無事に始まりました。 10日にわたるウェイティング期間(風待ち)を経てようやくスタートを切ることができました。梅雨は明けたものの水蒸気で島が見えず、本当に難しいレースとなりました。
この日を迎えるまでにじっと積み重ねてきた準備の日々。いつも我が子に言い聞かせている海や自然への想い。どんなときも見守ってくれる祖先への感謝の気持ちを祈り、全員の気持ちが一つになって出航しました。本当に多くの皆様に改めて心から感謝申し上げます。コロナの時代で中止、来年への延期も考慮せざる負えない状況に追い込まれることもありましたが、最後まで諦めず出航に至ることができました。日本初となる海峡縦断パドルレースを関係者全員が安全に笑顔で終えることができたことが何よりの収穫でした。これも趣旨に賛同していただける皆様一人一人からの暖かい寄付と、一緒に海を渡ってくれる家族、夢に向かって漕ぎ続ける選手仲間のお陰だと強く感じています。本当に多くの皆様に改めて心から感謝申し上げます。
来年は沖縄が本土復帰して50年周年になります。もともと国境が敷かれていた北緯27°線を人力で渡るこのレースイベントの意義は大変大きいと感じております。 今後とも御指導・御鞭撻の程どうぞ宜しくお願いいたします。
KANAKA沖縄 O2Y実行委員長 荒木汰久治
選手ポスター
船長ポスター
O2Yは日本唯一の海峡縦断パドルレースです。そのため特別な安全規定と審査基準を設けトライアル/実力審査を実施しています。
2022年度O2Yに出場希望選手へ「O2Yトライアルレース」が2020年2月19日に開催されました。大荒れの波、強風のコンディションで人間力が試される壮絶なレースとなりました。夏の本戦に向け選手も運営も一丸となって準備を進めます。
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